扁妙の滝
落差65m、幅15mの扁妙の滝は連日の猛烈な寒波で例年より早く全面凍結している。
ツララの芸術。祭日なのに今日は写真マニアが来ていない。
兵庫県神崎郡神河町
3連休の最終日は家でゆっくりしようと思っていたところに、会社のOBから扁妙の滝に行こうとのメールが入ってきた。車に乗せて貰えるならラッキーとOKの返事をする。
県道8号線は心配していた積雪はなかったが、グリーンエコーへの道に入ると道路にも雪が残っていた。先輩は強行突破を試みたが坂道で前に進まなくなりタイヤチェーンを装着する。
”扁妙の滝”のスケールは中央下の人物と比べてもらいたい。
100%の氷瀑と思うが、氷瀑後に雪が載ってしまい精彩さに欠けている。
滝壺側から滝口を見上げる。 今日は快晴であるが扁妙の滝には
一日中、日は差さない。 これに日光が当ればどれくらい綺麗に
なるのか見てみたい。
滝見台に上がる
扁妙の滝から一登りして長い鉄製の階段を上がると滝見台に着く。
滝見台からは扁妙の滝の全体を見ることが出来るが、距離が少し離れ
過ぎている感じがする。
今年は水量が少なく滝の厚みが少ないとか。
それでも充分な迫力を出している。
雑感
神崎町のグリーンエコー側からの笠形山は距離が長くあまり好きではなかったが、
好天、雪景色、喋りながらの山歩きが時間を忘れさせてくれ、”晴れてこそ山歩き”を味わえた一日であった。
扁妙の滝 (落差65m)
登山口から直ぐの ”オウネンの滝”は
例年通りに氷瀑は見られなかった。
アイゼンはどうせ装着が必要であろうと駐車場から着けて歩く。
扁妙の滝手前の沢道。
滝見台へ続く鉄製の長い階段。
滝見台から見た扁妙の滝全景。
氷瀑見物後は笠形山へ足を進める。
”笠形山”(939m)の山頂は天気良く、各コースから多くのハイカーが集まっていた。気温3℃であるが日差しが暖かく、ここでお昼とする。
これ程見通しの良い展望は久し振りだ。但馬の山々が全て見えている。今日は氷ノ山も天気が良さそうだ。
今回お世話になった先輩御夫婦とパチリ。
適度に踏み固められた積雪で歩き易い登山道を下山する。
天気は一日中持ってくれた。